2018年9月に3.7%という歴史的な低水準を記録したアメリカの失業率。「ほぼ完全雇用状態だ」と言われていた最中、パンデミックが発生し、多くの人が職を失いました。
パンデミック発生から約半年経過した2020年8月現在、労働市場は好転しつつあるものの、まだまだ競争率の高い状態が続くことが予測できるウィズ/ポストコロナ時代。
そんなコンペティティブなジョブマーケットを勝ち抜く為の ”レジュメ作成のポイント” をご紹介します。
という言葉があります。
採用担当者に「会いたい!」と思わせることができるかどうかは、あなたのレジュメにかかっているんですね。 仮にどんなに素晴らしいスキルを持っていたとしても、レジュメをおろそかにしてしまったが故に書類選考を突破できないということも十分に起こりうるのです。 慎重にすぎるということはありません。細部まで注意を払い、丁寧に作成することをお勧めしたいです。参照:Eye Tracking Study丨Ladders 2018
大量の応募の中から日々書類選考を行う面接官たち。皮肉的ですが、みなさんが一語一句細心の注意を払い作成したレジュメを、ひとつひとつじっくり読んでいる時間はありません。
以下は、面接官のレジュメ上での目を動きを追った研究結果です。
上記を踏まえ、どういった点に注意すべきかを見ていきましょう。
”何ページにおさめたらいいですか?”
求職者の方から受ける質問で圧倒的に多いものです。
もちろんケース・バイ・ケースではありますが、基本的には1枚にまとめることをお勧めしたいです。
関連の分野で10年以上の経験がある場合や、IT Project Manager職のようにプロジェクトの細かな内容が合否に影響する場合などは、2枚もしくはそれ以上でも問題ないこともあります。ただ一般的には「簡潔であればある程、好ましい」と言われています。
上記2つのレジュメを御覧ください。左の方が情報を拾いやすい印象をうけませんか?
実は内容は全く同じことが記載されているのですが、余白の使い方が異なるのです。
たかが、余白。されど、余白。余白こそ、レジュメ全体の印象を決定づける要素だと言っても過言ではありません。
ブランク・スペースがありすぎては、情報量が少ない=経験が少ないという印象に。反対に、ブランク・スペースがなさすぎては、読みづらく、面接官にストレスを与える結果に。
さじ加減が重要ですね。
どんな素敵なデザインのレジュメでも記載方法にバラツキがあるレジュメは、好ましいとは言い難いです。
以下がよく見かける修正ポイント。あなたのレジュメはいかがでしょうか?
最後に、プロフェッショナリティを感じられるかという点で、以下も検討されることをお勧めしたいです。
これらは表現の自由ですし、中には個性を出したいと思う方もいるはず。あくまで参考としてもらえればと思います。